佐野大仏とは

約350年前の寛文9年(1669年)佐野家復興を願い建立されました。

佐野市周辺は約1000年前から伝わる天明鋳物の産地として知られ、像の鋳造も、3名の鋳物師たちの手により合作されました。

江戸時代初期における天明鋳物の名作であり、徳川家や佐野家といった大名から民衆まで幅広く寄進を集めた全国的にも大変珍しい歴史のある大仏です。

また、第二次世界大戦中の「金属供出令」も当時の住職と檀徒の懸命な働きによって免れ、現在は佐野市指定有形文化財にも指定されております。

約1300年以前の技術を用い、あらゆる人々の縁(えにし)によって建立し守られてきたこの大仏は、いつしか「縁結びの大仏」と呼ばれ、恋愛だけでなく様々な良縁のご利益があると言われております。

ご縁を結ぶ

縁結びとしても人気がある佐野大仏。
恋愛、人、金運、仕事などあらゆる「ご縁」を結ぶといわれています。